2012年11月14日 | ||||||||
日本鉛筆工業協同組合 | ||||||||
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11月14日、日本筆記具工業会は日本鉛筆工業協同組合との共催により「優良工場見学会」を開催いたしました。今回は群馬県にある伊勢崎織物会館と富士重工㈱群馬製作所の見学を行いました。 | ||||||||
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■ 伊勢崎織物会館 ■ | ||||||||
伊勢崎は古くから絹織物が盛んな町で、今回は伊勢崎織物協同組合さんに解説をお願いし、伊勢崎織物会館で明治・大正・昭和を通じて「いせさき銘仙」として知られた伝統工芸品「伊勢崎絣(かすり)」の製造工程について学びました。 まずは糸の染色から。縦糸、横糸とも織り上がった図柄の状態を想定して糸に色を着けていきます。縦糸だけ色を着けるものや、横糸だけ色を着けるもの、あるいは双方に色を着けるもの。当然同じ図柄でも風合いというか織り上がった感じが違います。織ってから色を着けるのと違って、下手な職人が色着けをしたり、織ったりすると図柄が崩れてしまい売り物になりません。相当熟練を要する作業です。 分業化された工程を経て織物が作られていきますが、昔は200人以上いた組合員も今は70名くらいになったとか。伝統工芸を次の時代に残すことの難しさを痛切に感じました。 |
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■ 富士重工㈱群馬製作所 ■ | ||||||||
午後からは太田市にある富士重工㈱群馬製作所矢島工場の見学に向かいました。 矢島工場は約55万㎡の広さをもつ工場で、従業員約2,500人2交替制で自動車を作っています。車種としては、レガシィやエクシーガ、インプレッサ、フォレスターというスバルの主力車種がそろっています。 ここには、エンジン本体を作る工程はありませんが、それ以外のプレス工程、溶接工程、塗装工程、トリム(組立)工程、検査工程がすべてそろっており、いろんな車種が同じラインを次々流れていくのが見えました。 工程によって作業する人の数が違い、組立工程や検査工程には思った以上にたくさんの人が手で作業をしており、車に温かみを感じました。 ビジターセンターでは、スバル360から始まり富士重工の歴代の車が展示されており、特にスバル360には郷愁みたいなものを感じました。(最初の頃のスバル360には、フェンダーミラーというかサイドミラーが無かったんですよ。) スバルの車はパワフルな車が多く、国内より海外の方が評価は高いようです。輸出比率が80%くらいあるとのことでした。 最後に富士重工の前身である「中島飛行機」が作った国産初のジェット練習機「初鷹」の前で記念写真を撮りました。 |
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