鉛筆組合 創立100周年記念植樹式
   日本鉛筆工業協同組合は、今年で創立100周年を迎え、それを記念して「鉛筆の木」であるインセンスシダーの「植樹式」を、4月14日(土)地元荒川区の第三日暮里小学校で開催しました。
   あいにく当日は雨天のため、校庭での植樹式はできませんでしたが、体育館に児童や父兄400人が集まり、児童代表に鉛筆組合の数原英一郎理事長より苗木と記念品の贈呈が行われました。
   植樹式には、学校関係者、荒川区関係者、鉛筆組合員らが出席し、はじめに数原理事長より、「鉛筆組合は、大正元年(明治45年1月10日)に当時の鉛筆製造業者が集まり、鉛筆の改良発展を目的として設立した組合で、今年でちょうど100周年を迎えることとなりました。
   当時の政府は、子供たちが身分や貧富、男女の別なく平等に教育が受けられるようにと、全国に数多くの学校を作りました。そして、義務教育の普及とともに鉛筆の需要は急速に高まり、ここ荒川区を中心に鉛筆会社がたくさんでき、多くの子どもたちが日本の役に立つ立派な人になってほしいと、毎日一生懸命鉛筆を作りました。
   鉛筆の軸には、北米産のインセンスシダーという木が柔らかくて削りやすく、木目も揃っているので最適でした。今日は雨のため外で植樹ができませんでしたが、将来、皆さんがこの木を荒川区の象徴として大きくさせてくれることを願っています。」と挨拶が行われました。
   そして、西川太一郎荒川区長からの「ご祝辞」、会場校の伊津寿美校長先生ならびに児童代表からの「お礼の言葉」をいただき、最後に全員で記念撮影を行いました。
【荒川区内植樹校】
第二瑞光小学校、第三瑞光小学校、汐入小学校、尾久西小学校、尾久第六小学校、第一日暮里小学校、
第三日暮里小学校、第六日暮里小学校、峡田小学校、第三峡田小学校、第五峡田小学校、大門小学校、
第三中学校、第五中学校、第七中学校、尾久八幡中学校、諏訪台中学校、尾久第二幼稚園  (以上)

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